■嵐の世界一 使命は変革 トヨタ新社長「瀬戸際だ」

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200901210012a.nwc
 「世界販売台数が700万台になっても利益を確保できる体質に転換する」。昨年末の会見で渡辺社長はこう語った。そこには従来のような「拡大路線」は過去に葬り、従来の経営手法の問題点を洗い出したうえで、将来の収益の柱となる小型車や環境対応車を低コストでつくる「筋肉質」の企業体に変わるというメッセージがこめられており、新経営陣にとっても重要な課題になる。
 「20世紀は自動車産業の時代だったが、今や自動車産業が『21世紀はもう必要ない』と言われるか否かの瀬戸際だ」。章男氏はこの日の記者会見で危機感をあらわにした。

トヨタ社長に豊田章男氏 手腕は未知数 不遇も知る4代目
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トヨタ、08年の世界販売4%減の897万台、豊田章男氏の社長昇格を発表
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090121/126120/?ml
 トヨタは2008年1月当初の計画で985万台の販売を見込んでいたが、同年7月には950万台に下方修正。その後も販売は振るわなかった。トヨタ単体の世界販売台数は前年比5%減の799万6000台。内訳をみると国内販売が7%減の147万台と大きく落ち込み、海外も同5%減の652万6000台となった。なおダイハツ、日野は海外販売が大きく伸び、前年実績を上回った。

▼「勝ち残るための強み」「非正規社員の雇用は?」--- 豊田新社長への質疑応答
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