三洋電機は11日、次世代大容量DVD規格「HD DVD」と現行ディスクの記録再生用大規模集積回路(LSI)を開発したと発表した。2006年春以降の商品化を目指す。
従来は「HD DVD」とDVD、CDの記録再生には3つのLSIを用いる必要があったが、今回発表したLSIにより総面積を5分の2に縮小することが可能になった。消費電力も従来に比べ抑えられるという。薄型ノートパソコンやDVDレコーダーなどでの採用を見込む。
次世代大容量DVDでは同社や東芝の推進する「HD DVD」方式とソニーや松下が開発する「ブルーレイディスク」の2方式の開発が進んでいる。
[2005年8月11日/IT PLUS]