16/32ビットMCU向けツールを発表

日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は2月12日、16ビットMCU向けデモ/実験ボード「MSP-EXP430F5438」と32ビットリアルタイムコントローラ向けペリフェラル検証キット「TMDSPREX28335」を発表した。MSP-EXP430F5438は同社の超低消費電力MCU「MSP430F5xx」シリーズ向けに、熱や光、振動など周囲のエネルギーを電気変換する「エナジー・ハーベスト」技術や無線センサ・自動検針システムなどのアプリケーション開発に対応。サブ1GHz〜2.4GHzまでの各種無線RF評価モジュールのサポートの他、ドットマトリクスLCD、USB接続など複数の入出力オプションを用いたシステム開発期間の短縮に加え、JTAG経由でリアルタイムのオンボードプログラミングとデバックが可能。TMDSPREX28335はデジタル電源向け32ビット「C2000」ベースの開発ツールで、ePWMやADC、CAN、I2Cなど主要ペリフェラルの動作に対応。太陽光発電インバータや無停電電源、LED照明などの開発期間を短縮できる。価格はMSP-EXP430F5438が1万9800円。詳細は http://www.tij.co.jp