高級車向けアプリケーション・プロセサを開発

 米Freescale Semiconductor, Inc.は,車載インフォテイメント用のアプリケーション・プロセサ「i.MX35」ファミリを発表した。車載機器の品質規格「AEC-Q100」のグレード3に準拠し,ドライバーの声による車載オーディオ機器やカーナビの操作を可能にする。音声操作で,携帯音楽プレーヤー内にある曲の再生や携帯電話機のテキストのメッセージを取り出すことができるという。米Ford Motor社の車内情報通信/エンターテインメント・システム「Ford Sync」に搭載した同社のプロセサ「i.MX31」を基に開発した。製造プロセスには90nmのCMOS技術を用いた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081022/159940/

半導体】Freescaleの32ビットMCUとFlexRay技術をBMWがクーペに採用
米Freescale Semiconductorは10月20日、自社の32ビットMCUとFlexRay技術を
独Bayerische Motoren Werke(BMW)が最新モデル「X6スポーツ・アクティビティ・
クーペ」に採用したと発表した。X6は機敏性を実現するために、統合シャーシ管理シ
ステム「ICM」を採用。このICMに、Freescaleの「Power Architecture」ベースの32
ビットMCUが2個搭載されている。また、X6はFlexRayコントローラ技術の採用によっ
て、高速な電子部品の増加に伴うデータネットワークの高速化にも対応しているとい
う。詳細は http://www.freescale.com