■ 10/12ビットの高速A-D変換器IC、日本TIが消費電力を30%削減

 日本テキサス・インスツルメンツ(TI)は、消費電力を同社従来品や競合他社
品に比べて30%削減した高速A-D変換器IC「ADS528xファミリ」を発売した。
分解能は10ビットもしくは12ビット、最大サンプリング速度は50Mサンプル/
秒もしくは65Mサンプル/秒。パイプライン型A-D変換器を8個集積した8チャ
ネル品である。消費電力は65Mサンプル/秒動作時にチャネル当たり77mWと低
い。「同等品では業界で最も低消費電力だ」(同社)。超音波診断装置などに向ける。
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