モータ駆動回路などの設計に最適なパワーMOSFET発表

 NECエレクトロニクス(株)は、自動車のパワーステアリングのモータ駆動回路などを同社従来品に比べて容易に設計可能なパワーMOSFET(金属酸化膜電界効果トランジスタ)を製品化し、「2SK4146」の名称で2007年1月からサンプル出荷を開始する。低耐圧領域での利用に最適なトレンチゲート構造と、耐圧を維持したままオン抵抗を下げることができる「スーパージャンクション構造」という、2種類のMOSFET構造により現行機種に比べて約4割少ない駆動電力で動作させることが可能。
http://www.necel.com/news/ja/archive/0612/0801.html