FeRAM/MRAM

東芝、世界最速・最大容量のFeRAM/MRAMを開発
東芝は2月7日、世界最速・最大容量となるFeRAMおよびMRAMを開発したと発表した。
FeRAMの容量は64Mで、読み書き速度は200Mバイト/秒。0.13μmプロセスを採用し、メモリセルを低減する独自のチェーン構造やエラー訂正用に高速ECC回路などを導入している。一方、MRAMはNECと共同開発したもので、容量は16M、読み書き速度は200Mバイト/秒。読み出しと書き込みの経路を分離できる配線構造を採用し、高速化を実現するとともに配線の電気抵抗を約38%低減。これにより、1.8Vの低電圧動作を可能にした。この他、全体の設計の最適化を図り、チップサイズを約30%削減、16M MRAMとしては世界最小の78.7mm2を実現している。いずれも、ISSCC 2006(2月5日〜9日開催)で発表した。