【半導体】富士通、BoschのIPを搭載したFlexRayコントローラLSIを発表

富士通は9月13日、次世代車載ネットワークとして標準化が進められている「FlexRay」に対応したコントローラLSI「MB88121」を発表した。既存のMCUにバスを用いて接続が可能なため、既存システムの資産や信頼性を流用しながら次世代システムを開発できる。同社は今年1月に独Robert BoschよりFlexRay IPを取得、6月からスタータキットを発売しており、2006年初頭には32ビット「FR」コアにFlexRayを搭載したMCUを発売する予定という。価格は540円。9月末にサンプル出荷を開始する。