小型・薄型化のためのSiP方式は「PoP」が有力に

 小型化,薄型化を目的とするSiP(system on package)の方式では,パッケージの上にパッケージを積層する「PoP(package on package)」が有力となってきた。日本アイ・ビー・エムIBM)と新潟精密とのPoPに関する共同開発契約の発表は,そのような流れに沿った動きと見られる。

 SiPは従来,高密度実装技術を駆使するという意味合いでベア・チップを積層する方式が多かった。この場合,KGD(known good die)と呼ばれる良品のベア・チップを準備したり,高密度な接続技術や基板が必要だったりして,余分なコストがかかっていた。
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