NVIDIA、2012年度決算は売上高12.8%増で増収増益

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120216_512523.html

トヨタ、smart G-BOOKをタイに導入---日本国外初めて
http://response.jp/article/2012/02/16/170118.html
トヨタ自動車は16日、スマートホン向けテレマティクスサービス「smart G-BOOK」をタイに導入した。日本以外の国でsmart G-BOOKが導入されるのは初めて。トヨタ・モーター・タイランド
立50周年記念式典で発表された。



■2030年の環境自動車市場、EVがHVとPHVを抜く…富士経済まとめ
http://response.jp/article/2012/02/13/169892.html

富士経済は10 日、2030 年には世界市場での電気自動車(EV)の販売台数が12 年比196.3 倍
の1374 万台に達するとの予測を明らかにした。ハイブリッド車(HV)とプラグイン・ハイブ
リッド車(PHV)を上回る市場規模に達する見込みという。
同社は、HVとEV、PHVおよび構成部品、インフラの世界市場を調査し、報告書「2012


版HEV、EV関連市場徹底分析調査」としてまとめた。同調査では、主要自動車メーカー(国
内11 社、海外13 社)のHV、PHV、EV車種展開と投入計画、事業の位置付けと研究開発体
制などを整理・分析し、30 年までのHV、PHV、EV市場の長期展望を示している。さらに、
モーター・ジェネレーター、バッテリーなどHV、PHV、EV構成部品主要14 品目と、充電
インフラ2品目についても市場動向を調査した。
EVについては、12 年の販売台数は7万台と予想。現状ではリチウムイオン電池のコスト高と
充電時間の長さ、走行可能距離の短さが課題となっており、当面は限られた距離の走行が中心用
途と考えられるが、13年ごろには各社が市場参入を予定しており、充電インフラの整備が進んで
いる欧州を中心に市場が拡大していく見通し。車両価格の低下と充電インフラの拡充が徐々に進
み、25年ごろには電池性能の向上・技術の革新と走行可能距離の改善、リチウムイオン電池の単
価低下(現状の60 〜 100 円/Whから20 円/Whに)が実現すると想定している。


HVについては、12 年が138 万台、30 年には12 年比の8.6 倍となる1187 万台と予想。12 〜 13
年には各社が新型車の投入を予定しており、先進国を中心に市場は順調に拡大していく見通しだ
が、現状でエコカー・次世代自動車の主軸をHVと位置付けているメーカーは、燃費性能がさら
に上回るPHVへ注力をシフトしていく方向にあるという。また、米国の排ガス規制への対応の
ほか、HV自体の技術的限界もあり、中長期的にはエコカー・次世代自動車の需要をPHVやE
Vに奪われ、30 年の販売台数はEVを下回る見込みとした。
PHVの予想販売台数は、12 年が5万台、30 年が12 年比で206.8 倍となる1034 万台。15 年ご
ろから量産化が進むとみられ、HVからPHVに移行するメーカーの事業戦略もあり、市場が本
格的に拡大していく見通し。各社ともEV時代に向かう布石として、PHVの市場拡大によって
電池のコストダウンを一層進め、充電インフラの整備を図ることも考えられている。このため、
PHVはHVとEVの中間的な位置付けになると考えられるが、北米など長距離の運転を要する
地域ではEVより需要が高く、市場の拡大をけん引する見込みという。
30 年の各国・地域別の予測は、日本がEV 191 万台、PHV 121 万台、HV 60
万台、北米がH
V 382 万台、PHV 306 万台、EV 261 万台、欧州がEV 482 万台、PHV 221
万台、HV 135 万
台、中国がHV 396 万台、EV 324 万台、PHV 281 万台。
日本は14年までHVの世界市場で最も高い構成比を占める見通しだが、日本国内の自動車総販
売台数の大幅な増加は期待しにくいことから、15 年には北米市場に抜かれ、20 年には欧州市場
に追い付かれる見込み。またHVは、徐々にPHVやEVへシフトしていくことから、20年以降
は市場が縮小していくと予測している。一方、PHVは量産化が進む15 年ごろから市場が本格
的に立ち上がり、急速に拡大していく見通しで、25 年にはHVを上回るとみられる。30 年には
急速に台頭するEVがエコカー・次世代自動車の主流の座を奪うとしている。
北米市場では長距離走行への需要が高いことから、EVよりもHVやPHVが優勢。HV市場
は15 年に日本を上回り、20 〜 25 年には世界で最大規模の市場になると予測。30
年にはPHVや
EVへシフトする影響で、HVの減少が予測される。PHVも15年以降の急成長が見込まれ、米
連邦政府のPHV普及策やカリフォルニア州のZEV(Zero Emission Vehicle)規制への対応
なども後押しし、世界市場をけん引していく見通しだ。
欧州は充電インフラの整備が進んでいることや、家庭用電源の電圧が200 Vであることなど、
EVが普及しやすい市場環境にある。30年にはEVがPHVの2倍以上、HVの3倍以上の市場
規模になると予測。EVの世界市場においては欧州が最大規模となる見通しという。
中国におけるエコカー・次世代自動車の展開は、外資系メーカーの販売攻勢や地場メーカーの
本格参入が想定される15年ごろから本格化していく見込み。自動車市場全体に占めるエコカー
次世代自動車の構成比は先進国に比べて低いものの、圧倒的な人口規模から巨大市場となり、30
年にはHVが北米市場を上回ると予測する。また、PHVでは首位の北米市場、EVでは同じく
首位の欧州市場に次ぐ規模に達すると予測した。