■【ユーロNCAP】マツダの衝突危険通知システムがアドバンスド賞

http://response.jp/article/2011/08/26/161344.html
マツダは25 日、「Mazda 3(日本名:マツダ アクセラ)」欧州仕様車に搭載されている後側方
車両の検知システム「リアビークルモニタリングシステム(RVM)」が、9月にドイツで開催
されるフランクフルトモーターショーで「ユーロNCAPアドバンスド賞」を受賞すると発表し
た。
ユーロNCAPは、欧州各国の交通関連当局などで構成された独立機関が1997年から実施して
いる自動車の安全性能評価で、2010年に始まったユーロNCAPアドバンスド賞は、自動車メー
カーが積極的に開発・導入している先進的な安全技術を評価し、表彰する制度。
マツダのRVMは、高速道路などでの車線変更による衝突の危険性をドライバーに知らせるシ
ステム。時速60 キロメートル以上で走行中に、リアバンパー内側の左右に備えたレーダーで隣
車線上の後方から接近する車両を検知すると、ドアミラーの鏡面に内蔵したインジケーターが点
灯し、ドライバーに注意を促す。また、その状態でインジケーターが点灯した方向へウインカー
を操作すると、インジケーターの点滅とともにブザーを鳴らして警告する。RVMは雨などの天
候の影響を受けにくく、二輪車を含むさまざまなタイプの他車両に対して安定した検知性能を持
つ。
マツダは08 年、「Mazda 6(日本名:マツダ アテンザ)」にRVMを搭載し、日本の自動車メー
カーとして初めて欧州に「リアビークルモニタリングシステム」を導入。その後、欧州向けでは
09 年に「Mazda 3」と「CX―7」に搭載した。9月のフランクフルトモーターショーで発表す
る新型コンパクトクロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)「CX―5」と新型Mazda
にも搭載される。