OKIセミコンダクタ、世界最小のビデオデコーダを開発(6/9)

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 OKIセミコンダクタは、ビデオ信号3方式(NTSC、PAL、SECAM)に対応した世界最小・低消費電力を実現したビデオデコーダLSI「ML86V76651」を開発した。同LSIは、一般民生用途より厳しい温度範囲(-40℃〜+85℃)での使用を可能にしたうえで、電源電圧の単電源化(1.8V)を図り、かつモールドパッケージ品と比べてパッケージサイズ60%削減を可能にした超小型パッケージW-CSP(3.8 x 3.7mm)により、世界最小サイズ を実現した。これにより、セキュリティカメラシステムや車載用カメラシステムにおける部品点数削減・基板サイズ縮小を可能とし、コスト削減を実現できる。パッケージは超小型パッケージW-CSP 36pinと、一般的に使用されているWQFN 36pin、TQFP 48pinを用意しており、多様な設計環境にも対応可能。
 2009年6月よりサンプル出荷を開始し、量産出荷は09年9月を予定している。