＜大手７商社＞住商除き下方修正 商事、物産など５社減益に (毎日新聞)

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_trading_firm__20090203_1/story/03mainichiF0204m100/
　大手総合商社７社のうち住友商事を除く三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、豊田通商、双日の６社は３日までに、０９年３月期の連結最終（当期）利益予想を下方修正すると発表した。丸紅を除く５社は前期比減益の見通し。中間決算発表時には資源高を受け通期で最高益を更新するとの予想が大半だったが、世界的な景気悪化で一転した。
　三菱商事は原料炭の販売減などで最終利益の見通しが従来予想を１０００億円下回る４２００億円。三井物産も従来より１５００億円少ない３１００億円と予想した。特に鉄鉱石など金属資源部門の落ち込みが大きい。「第４四半期は景気のもう一段の減速が予想される」という。
　伊藤忠商事も従来予想の２４００億円から１８００億円に修正。住友商事は他社に比べて資源に依存する割合が低く、唯一予想を据え置いた。【森禎行】

　◆大手総合商社７社の０９年３月期連結業績予想（最終利益）◆
　（注）カッコ内は前期比伸び率。▼はマイナス　　　　
三菱商事　　４２００億円（▼１０．８％）
三井物産　　３１００億円（▼２４．４％）
住友商事　　２４３０億円（１．７％）
伊藤忠商事　１８００億円（▼１７．２％）
丸紅　　　　１５００億円（１．９％）
豊田通商　　　４４０億円（▼３４．８％）
双日　　　　　２００億円（▼６８．１％）
［毎日新聞２月３日］

■総合商社通期　金融危機が直撃　最高益予想から一転「減益」
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