●プロセサ進歩にソフトウエアが追いつかない -- Gartner分析

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090129/164821/
米Gartnerは米国時間2009年1月28日,マイクロプロセサのチップ当たりのプロセサ数が倍増していくにつれ,現行のソフトウエアではそれらのプロセサ能力を十分に引き出せなくなる可能性が高まると警告した。また企業は,ソフトウエアが最新プロセサの能力を引き出せるように,新しいバージョンやOSへの性急な移行を余儀なくされるという。
Gartnerによると,マイクロプロセサは平均で2年ごとに世代交代し,そのたびにチップ当たりのプロセサ数が2倍になる。また,それに従い,ソケット当たりのプロセサ数も倍増する。例えば,2009年時点で,各ソケットに8コア・チップを搭載した32ソケットのハイエンド・サーバーのプロセサ数は256だが,2年後にはこれが512に倍増し,4年後には4倍の1024に達する。