車載インフォテイメント用のプロセッサファミリを発表

米Freescale Semiconductorは10月20日、車載インフォテイメント用のマルチメディアプロセッサ「i.MX35」ファミリを発表した。携帯音楽プレーヤの選曲や携帯電話での情報検索、行き先の選択などを音声だけで指示することが可能な車載インフォテイメントシステムを実現するもので、AEC(米国車載電子部品評議会)のAEC-Q100認証を取得した。車載環境専用に設計されており、「ARM1136JF-S」コアを搭載する。オーディオコネクティビティプラットフォーム向けの「i.MX351」、ディスプレイベースシステム向けの「i.MX355」、OpenVG 1.1準拠の画像処理ユニットを内蔵した「i.MX356」の3種類。量産開始は2009年第3四半期の予定。参考価格は10万個購入時で10〜13ドル。詳細は http://www.freescale.com