「ユーロ安でチャンス到来」,STMicroのCEOが会見

 伊仏合弁STMicroelectronicsのPresident兼CEOであるCarlo Bozotti氏は2008年10月14日,東京都内で会見し,半導体市況の見通しや同社の事業戦略について説明した。米国発の金融危機の影響から半導体市場は厳しさを増しているが,「2008年8月以降,ユーロに対するドル高が進んだことで,我々にとってはチャンスといえる状況になってきた」(同氏)と言う。事業内容の再構築に向けた企業買収などの取り組みも一段落し,「今後はそれらを実行に移す」(同氏)としている。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20081014/159558/