三洋半導体、VICS受信用FM多重チューナーLSIを開発

http://response.jp/issue/2008/0924/article114061_1.html

半導体】三洋、CMOSプロセスを採用したVICS専用FMチューナを発表
三洋半導体は9月24日、VICS受信用FM多重チューナ「LC01700PW/PFN」を発表した。ア
ナログ放送用チューナで受信しているVICS情報を、TVのデジタル放送移行に伴い専用
化したもの。ローノイズアンプを内蔵し、VICS受信用としては初めてCMOSプロセスを
採用、部品点数の削減と低消費電力化を実現した。グランド基準で信号を動作させて
信号もれを抑えている。パッケージは、LC01700PWが9.0×9.0×1.7mmの48ピンSQFP、
LC01700PFNが6.0×6.0×0.8mmの44ピンVQFN。欧州のRDS-TMC方式にも対応する。2009
年にはVICSデコーダを加えた1チップ製品を開発する予定で、需要が増加する4〜7型
のカーナビ/PNDへの搭載など、小型化による車載時の柔軟なレイアウトに対応してい
くという。サンプル価格は500円。9月より量産を開始し、月産10万個を予定している。
詳細は http://www.sanyo.co.jp (菅原健一)