低炭素社会を実現する技術を探る

 2050年、「エコテク」爆発(第6回)半導体/シリコンと次狙い虎視眈々
http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/special/080916_tech06/
 半導体が使われる集積回路には大きく2つの用途がある。CPU(中央演算処理装置)など電気信号を処理するものと、インバーター(周波数制御装置)など電源回路に使われるものだ。前者と区別するため後者はパワー半導体と呼ばれている。
 いずれも使用時には発熱し、エネルギーを無駄にしているが、特に電力損失が大きいのが大電流を扱うパワー半導体だ。日本の家庭では、消費電力の約8%は家電のパワー半導体による損失との試算もある。