トヨタ、08年上半期の販売台数は「世界一」

ダイハツ工業日野自動車を含むトヨタグループの08年上半期の世界全体の販売台数が前年同期比2.2%増の481万7941台だったのに対し、GMは2.9%減の454万0409台。27万台近い差でトヨタが昨年に続き上半期の販売台数世界一となったという。両社が上半期の台数を公表したのを受けて、きょうの各紙が報じている。
トヨタGMの世界一争いは、昨年上半期はトヨタがリードしたが、下半期にGMが巻き返し、年間ではGMがかろうじて首位を死守した。この間、数字を比べるのが大好きなマスコミは、昨夏以降、各社競って「トヨタ世界一」の特集を連載したものの、結果的には「腰砕け」状態で終わった。
今年は「下方修正」を余儀なくされる中、さすがに「トヨタ世界一」の企画を控えると思われるが、当面はきょうの産経が報じた「トヨタ高級車値上げ」の動きが焦点になるだろう。