ルネサス、超並列プロセッサコア搭載のシステムLSIを発表

ルネサス テクノロジは6月23日、画像処理アプリケーション向けシステムLSI「MG-X」を開発したと発表した。MG-Xはマトリクス型並列プロセッサ「MXコア」を搭載し、高度化する画像などのデータに対して1024×2ビットの演算器で高速処理を行う。また、独自のメモリプロセス技術により回路の小面積化と低消費電力を可能にした1M SRAMを採用している。168MHz動作で17GOPSの処理能力を実現し、XGAサイズにおける3×3画素のノイズ処理時間を従来比1/100に短縮できるという。8月よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は5000円。

ルネサスマトリックス型並列プロセッサを搭載したシステムLSIを開発
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/23/015/