・オートモーティブ・グレード適合のアプリケーション・プロセッサを発表(3/18)

 http://www.elisnet.or.jp/news/news_detail.cfm?b=1&select_news_id=14582
STマイクロエレクトロニクスは,Garminのさまざまな製品に,ナビゲーションおよびテレマティクス用にGPSを内蔵したSoCで,オートモーティブ・グレードに適合したアプリケーション・プロセッサであるCartesioが採用されることを発表。PNDに関して世界有数のメーカーの1社であるGarminが,新製品のnuvi205を含むさまざまなナビゲーション・システムにSTのCartesioを採用することになる。
これによりPNDの有力メーカー各社は,プロセッサとGPSを別々に搭載せずに,ホスト処理機能とGPS機能を集積したSoCソリューションを搭載する製品の設計を既に開始している。このアプローチは,機能と信頼性の向上につながるためPND市場で広まり,2008年には出荷されるPND全体の40%以上が採用し,2009年から2010年にかけてさらに急速に普及することが予想されている。
Cartesioは,最先端のNomadikアプリケーション・プロセッサ・プラットフォームから派生した製品で,Nomadikの卓越したIPをインフォテイメント用途のために最大限活用している。Nomadikプラットフォームは,世界的な携帯電話メーカーやマルチメディア対応のコンスーマ用モバイル機器メーカーにおいて,スマートフォン,モバイルTV製品,多機能携帯マルチメディア機器およびプレーヤ開発のために利用されている。