【TMS】ダイハツ工業,レーザー・レーダーを使った検知システムや,警報表示に凝ったインパネを披露

 ダイハツ工業は,レーザー・レーダーを使って周囲を検知し,警報をインスツルメンツ・パネル(インパネ)内のディスプレイに表示する「全方位事故回避支援システム」を第40回東京モーターショー2007に参考出展した。車両のモックアップの左前方と左後方に検知角240度のレーザー・レーダーをそれぞれ1個,計2個搭載し,車両周辺の歩行者などの物体を捉える。100msごとに物体を検知しており,車両の周りにとどまっている物体と近づく物体を見分ける。デモンストレーションでは,物体検知の様子を大型ディスプレイに映し出し,車両周辺で検知した物体を白い丸印で表示し,近づく物体には赤色の丸印で示していた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071024/141248/