画像認識,グラフィックスで車載用半導体のブランド価値を向上,東芝・大井田氏に聞く

 「安全」,「快適」,「環境」。クルマは,このキーワードを軸に進化が続く。それを支えているのが半導体である。東芝セミコンダクター社も,こうした三つの軸を中心に半導体ビジネスを展開する。ホンダ「レジェンド」の「インテリジェント・ナイトビジョンシステム」に採用された「Visconti」や,現在,開発が進む統合インパネに使われる「Capricorn」が典型的な例といえる。東芝のシステムLSI事業を率いる同社執行役常務セミコンダクター社副社長大井田義夫氏は,そうした製品に応用される民生技術「音,画像認識も含めた映像分野」が東芝のブランドを高めるキー・ポイントだと強調する。
http://www.e2a.jp/article/20070725int.html