三洋、2007年3月期の当期損失は453億6200万円に

三洋電機は5月28日、2007年3月期の売上高が前年比7.6％減の2兆2154億3400万円になったと発表した。当期損失は453億6200万円だが、前年の2056億6100万円の損失からは改善した。コンポーネント部門の売上高は同4.0％減の8751億1400万円で、このうち製品別では、半導体が同6.4％減の1812億7200万円、電子部品が同4.0％増の1132億700万円、太陽電池が同28.6％増の611億6900万円などとなった。構造改革により半導体事業の営業利益は黒字に転換、今後の定着を目指す。コア事業の電子部品や太陽電池などに集中した投資を行い、2008年3月期は当期利益を黒字化するという。2008年3月期の全社売上高は2兆2300億円、当期利益は200億円を見込んでいる。

■三洋電機、２００７年３月期決算　今期最終黒字へ
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200705290004a.nwc

▼【決算】三洋電機，半導体事業の構造改革などで営業黒字化
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070528/133237/

▼三洋電機，太陽電池モジュールで「エコマーク」を取得
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070528/133197/