最先端プロセス開発競争から離脱、45nm技術開発を中止

 半導体業界の中で順調に業績を伸ばしているメーカーの1社である米Texas Instruments(TI)社は、膨大な開発コストが掛かるデジタルCMOSプロセス開発から撤退し、ファウンドリ事業を行うパートナー企業に委託することを決定した。同社は、45nmプロセス技術の社内開発を中止し、32nmと22nm、さらにそれ以降のプロセス技術を使った半導体チップ製造をファウンドリ企業に委託する。この結果、同社は、プロセス開発と工場の新設/維持の両方に掛かる膨大なコストを抑えることが可能になる。
http://www.eetimes.jp/contents/200701/14217_1_20070128194425.cfm