次世代型FlexRay標準バスシステムの開発に着手

独Infineon Technologiesは11月、次世代型FlexRay標準バスシステムの開発を開始したと発表した。同規格は、転送速度が10Mbps以上で、16/32ビットマイクロコントローラと統合し、自動車の安全制御およびエンジン制御アプリケーションに対応するスタンドアローンFlexRayプロコトルコントローラを用いる。すでにFlexRayプロコトルコントローラは開発済みで、2個のマイクロコントローラ間で高速通信できるマクロセカンドバスを有する。スタンドアローンFlexRayトランシーバは2008年第1四半期にサンプル出荷を開始する予定。スタンドアローンのFlexRayコントローラはすでにサンプル出荷中で、2007年第3四半期の量産開始を予定している。