●日本セロックシカとフォルテ,最新の設計事例を紹介

 日本セロックシカやフォルテ・デザイン・システムが,それぞれの設計環境や設計ツールの適用事例を,2006年9月15日に開催される「MeP World 2006〜 FORUM & EXPO 〜」で紹介する。日本セロックシカは,大日本印刷のデモンストレーション装置の開発に使われた設計環境について解説する。同デモンストレーション装置は,大日本印刷が開発したIP(intellectual property) と「MeP(Media embedded Processor)」を組み合わせ,画像処理補間演算(バイキュービック・スプライン補間演算)を実行する。一方,次にフォルテ・デザイン・システムは,動作合成ツール「Cynthesizer」のMePへの適用事例や最新機能を紹介する。Cynthesizerは,(1)SystemC言語の特長かつ優位性であるインタフェースのTLM(transaction level modeling)記述による高速シミュレーション,(2)アルゴリズムの動作記述から最適なVerilog RTLを自動的に合成するフロー,の二つを統合したソリューションを提供している。
http://techon.nikkeibp.co.jp/LOC/MEP/partner/article/cf20060914.html