■ 銅の取引価格が急騰、電子部品の価格を見直す動きも

 エレクトロニクス業界にとって、銅(Cu)の供給状況と取引価格が大きな懸念事項になりつつある。現在、世界最大の銅鉱山で労働者のストライキが続いている。このため供給量が減少し、価格が急騰しているのだ。オーストラリアの鉱山会社であるBHP Billiton社は2006年8月7日(米国時間)に、チリにある世界最大の銅鉱山であるエスコンディーダ採掘場の操業を停止した。それから約2週間に経過するが、現在も操業は停止したままだ。この間に銅の取引価格が急騰した。
http://www.eetimes.jp/contents/200608/10793_1_20060823163042.cfm?xFOe8998E928KkEiisa2