Geyer氏、「日本の文化や精神を学び、品質管理を向上」

Infineon Technologies 品質管理部門担当副社長のElfriede Geyer氏は7月21日、“Zero Defect”を目指す車載用半導体の品質管理について語った。同社は品質管理プログラム「Automotive Excellence」を全世界で展開しており、欧州を中心に高い評価を得ている。同氏は、「日本の高い品質要求に対応できれば、全世界で通用する品質管理が可能。ただし、日本の品質管理をそのまま適用するのではなく、日本の文化や精神を理解することが重要」と語った。すでに、日本の品質管理に対する教育プログラムが全社で行われ、7月21日時点で420名の品質管理担当者がプログラムに参加している。また、日本法人のインフィニオンテクノロジーズジャパンは、車載用半導体製品の解析ラボを東京本社オフィスに開設したと発表した。超音波走査顕微鏡やマイクロフォーカスX線透視装置などが設置されており、顧客への1次回答を24時間以内、最終レポートを10営業日以内で出す体制を目指す。詳細は Electronic Journal 2006年8月号(佐藤秀文)

●【追加あり】インフィニオン,車載半導体の解析ラボを東京に開設
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060721/119344/?ref=ML

●インフィニオンの不良解析ラボを見てきました
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060721/119360/?ref=ML