次世代車載ネット対応技術で,日本発の国際標準を目指す

 「第8回LSI IPデザイン・アワード(IPアワード)」の企業部門のIP優秀賞は,ヴィッツ,サニー技研,名古屋大学情報科学研究科の「オープン・ソースFlexRay通信:Time Triggered OSとFlexRay通信ミドルウェア」が受賞した。この研究開発が受賞したのは,次世代の車載ネットワーク規格において最も有力とされているFlexRay通信用のミドルウェアとOSの機能拡張であることで開発内容がタイムリであることに加え,オープン・ソースとして公開して国際標準を目指すという意欲的な狙いが高く評価を受けたからである。この技術開発の中心を担ったヴィッツ開発第3部部長の服部博行氏に,開発の経緯と国際標準への思い,オープン・ソース化した狙いなどを聞いた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/LOC/IPA/interview/article/witz20060622.html