■ 2006年のアナログ半導体市場、357億米ドルで史上最大規模に
 米国の市場調査会社であるDatabeans社が2006年3月27日(米国時間)に発表した速報値によれば、2005年のアナログ半導体市場は停滞気味だったが、2006年は持ち直し、前年比17%増の375億米ドルと史上最大規模に達する。さらに同社は、 2005年のアナログ半導体売上高ランキングも併せて発表した。第1位は米Texas Instruments社で、第2位は伊仏合弁のSTMicroelectronics社、第3位は独Infineon Technologies社だった。
http://www.eetimes.jp/contents/200603/6851_2_20060328161115.cfm?xFOe8998E928KkEiisa2


■ 「データも電源も1チップで絶縁」、電源内蔵アイソレータをアナデバ発売
 米Analog Devices(アナログ・デバイセズ)社は、絶縁型DC-DCコンバータを内蔵したアイソレータIC「ADuM524x」を発売した。Si(シリコン)チップの表面に、絶縁体を挟んで積層した2個のコイルを利用してデータ信号を絶縁する、同社既存の磁気結合方式アイソレータIC「iCoupler」を基に開発した。データ信号のチャネル数は2チャネル。実装面積が5.0mm×6.0mmと小さい8端子SOICに封止した。価格は2.95米ドルである(1000個購入時の米国における参考価格)。
http://www.eetimes.jp/contents/200603/6771_1_20060323194951.cfm?xFOe8998E928KkEiisa2