NECEL 山口氏「車載用マイコンで世界シェア1位を目指す」

NECエレクトロニクス(NECEL) 執行役員常務の山口純史氏は2月22日、車載用マイコン事業の強化について語った。2010年までに車載用マイコンで世界シェア1位を目指しており、その具体策として事業体制の確立の重要性を述べた。欧米ユーザーのニーズに応えるため、相模原地区にある200mmウェーハラインの0.15μmプロセスによる車載マイコン用製造設備を米Roseville工場に移転させる。また、アイルランド工場を閉鎖し、組立およびテスト工程をシンガポール工場へ集約することで、経営効率の向上を図る。これにより、同工場の生産能力を月産600万個から同1000万個に増強、需要動向に応じた生産体制を構築できるという。この他、欧米の開発・設計体制の強化や、欧州における品質管理および不具合解析機能の強化などを行っていく。「当社の車載用マイコンは圧倒的に不良率が少ない。2年後には米Freescale Semiconductorと肩を並べられるレベルに達し、5年後にはシェア1位になれるだろう」と述べた。
詳細は http://www.necel.com

NECエレクトロニクスが車載マイコン事業の強化策を発表
 NECエレクトロニクスは,2010年には車載マイコンの世界シェアでトップに立つための強化策を発表した。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060222/113557/

http://www.necel.com/ja/ir/data/060222_pre.pdf