名大・アイシンなど、車制御用組み込みOSを共同開発へ
【名古屋】名古屋大学やアイシン精機などは自動車制御用組み込みOS(基本ソフト)を共同開発する。急速に進む自動車の電子化に対応し、1つのコンピューター上で複数のソフトを安全に稼働できるOSを開発。2006年度中に完成させ、自動車メーカーに採用を働きかける。自動車制御用の標準OSに育てる考えだ。
開発には、ソフト開発のヴィッツ(名古屋市)や名古屋市工業研究所などが参加。トヨタ自動車も自動車メーカーとしての要求事項を伝え、開発に協力する。国内で自動車制御用組み込みOSの標準化作りに取り組むのは初めてという。
[8月5日/日経産業新聞]