Tokyo

【半導体】日本TI、「C28x」コアのリアルタイム制御用32ビットMCUを発表
日本テキサス・インスツルメンツ（日本TI）は8月27日、産業向けリアルタイム制御
用のシングルコアMCU“C2000 Delfino”ファミリの32ビット製品「F2837xS」を発表
した。CPUコア「C28x」とリアルタイム制御アクセラレータ（CLA）の強力な組み合わ
せにより、400MIPSの浮動小数点性能を提供する。4個の16ビットA/Dコンバータを内
蔵し、電力制御アプリケーションで高精度のフィードバックを実現している。価格
は1000個受注時で11.34ドルから。詳細は http://www.tij.co.jp

【DLP】日本TI、ディスプレイ向けDLP評価モジュールを発表
日本テキサス・インスツルメンツ（日本TI）は8月27日、ディスプレイ向けDLPチップ
セットを迅速に評価できる評価モジュール「DLP LightCrafter Display 2010」を発
表した。0.2型TRP WVGAディスプレイチップセットの迅速な評価が可能な他、製品開
発サイクルを迅速化する。また、標準のHDMIインターフェースが、多様なデバイスと
の間にプラグ&プレイ機能を提供するという。評価モジュールとディスプレイチップ
セットは量産出荷中。詳細は http://www.tij.co.jp

【MEMS】ASE/Bosch、MEMS開発で協業
台湾Advanced Semiconductor Engineering（ASE）は8月26日、独Bosch Sensortec
とMEMS開発で協業すると発表した。すでに、ASEのウェーハレベルパッケージ技術を
用いて、業界で最小の3軸加速度センサを開発した。今後、様々なセンサなどMEMSデ
バイスにウェーハレベルパッケージ技術を適用し、消費電力の低減や小型化を進めて
いく計画。詳細は http://www.aseglobal.com