とSTMicroelectronics,共同で車載向けデュアルコア・マイコンを発表

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091016/176526/
32ビットのPowerアーキテクチャをベースとしており,STMicroelectronicsでは「SPC56EL」,Freescaleでは「MPC56xL」という型番で投入される。電動パワー・ステアリングやアクティブ・サスペンション、アンチロック・ブレーキ・システム,レーダーなど,多彩な車載用のセーフティ。アプリケーションに向けたものとなる。このマイコンは両社の共同開発の結果生まれたものであり,IEC61508やISO2626といった安全規格の要件を満たすように設計されている。
 二つのCPUコアに,最大1Mバイトのフラッシュメモリと安全機能及びモータ制御に最適化した周辺回路(最大で3相ブラシレスモータを2つまで制御可能)を内蔵する。デュアルコアアーキテクチャを採用したことにで,周辺回路を二重にする必要性がなくなり,全体のコスト低減に役立つ。