トヨタ最大のエンジン工場、3本のラインで生産休止へ

 トヨタ自動車が、同社最大のエンジン工場である上郷工場(愛知県豊田市)で、11本の生産ラインのうち3本での生産を今年半ばまでに休止することが11日明らかになった。
 トヨタの2009年の国内生産台数は270万台と、前年比で131万台の大幅減となる見通しで、過剰となっている設備の稼働を休止し、生産効率を高めたい考えだ。
 昨秋以降に深刻化した自動車販売の落ち込みで、トヨタが国内工場の生産ラインを集約・再編するのは初めて。休止期間は明らかにしていない。
(2009年5月12日03時08分 読売新聞)