ヤマハ、広ダイナミックレンジCMOSイメージセンサを展示

ヤマハは、画像センシング展(6月11日〜13日開催)において、文部科学省の知的クラスター創成事業の中で静岡大学 川人祥二教授と共同開発した広ダイナミックレンジCMOSイメージセンサを展示した。0.18μmプロセスを採用。カラムA/Dコンバータにより、単露光で最大360fpsの高速読み出しを実現した。サブフレーム構成にして複数露光を行えば、最大160dBのダイナミックレンジを得られる(フレームレートは30fps)。光学サイズは1/3型VGAで、ピクセルサイズは7.5μm角。低ノイズ化により、1.5V/luxの高感度を達成した。車載や監視用途を想定している。(藤村顕太朗)