CSR、車載機器対応のBluetoothプラットフォームを発表

CSRは4月24日、車載システムやPNDなどをターゲットとするBluetoohプラットフォーム「RoadTunes」を発表した。0.13μm CMOSプロセスを採用し、BluetoothDSP、ステレオCODECなどの各種機能を統合したSoC「BC5-MM PnG」を利用するもの。車内におけるデジタルライフの充実を可能にする。ソフトウェアのコンポーネントも充実しており、従来に比べてシステムの開発期間を大幅に短縮している。また、Bluetooth対応携帯電話との相互接続性に関して、各端末メーカーの携帯電話との間で相互接続試験を十分に重ねた他、車載品質の業界標準規格AEC-Q100に対応した。6ドルでの提供が可能。日本でのビジネスに関しては、「世界的に見ても重要な地区と認識している。すでに営業活動を進めており、評価が進んでいる状況」(ジャパンセールスディレクター 深田学氏)という。次世代製品の開発に関しては、高集積化による性能向上や低コスト化などをテーマにしていく。(西山和敏)